Pocket

夏が訪れて段々と気温の高い時期になってきてますね。

 

夏の訪れを感じるのが気温の高さであり、暑さにより滴り落ちる汗であり、高校球児の甲子園でありますが、毎年切っても切れないのが猛暑による熱中症です。

 

 

 

”自分が熱中症になるなんてありえないから全く気にしない”と思う方もいると思いますが、7月12日総務省消防庁でこのような発表がされていました。

 

なんと2016年7月4日~7月10日の一週間で、熱中症による搬送人数4659人に達したようです。

 

今年の累計では、13687人にのぼるようですが、一週間でこの人数からみると本格的に猛暑日に近づいてきたように感じますね。

 

しかも入院が必要な患者が106人、死亡者が8人確認されています。

 

このようなことから熱中症は甘くみていては危険ですし最悪な事態を招かないように対策を練っていきたいですね。

 

今回は、熱中症による熱が下がらない時の熱の下げ方を解説していきます。

 

熱中症とは?

熱中症とはこちらの記事でもお伝えしていますが

気温が高い場所で生活・活動することなど大きく分けて3つの要因

体温の上昇と調整機能のバランスが崩れ、カラダに熱が溜まってしまうことで起きてしまうものです。

 

そのような体に熱が溜まってしまい熱中症になる段階を3つで表すのですが、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度と重症度が分けられまのでそれらをみていきましょう。

 

Ⅰ度

症状:眩暈・立ちくらみ・筋肉痛・手足の痺れ・気分悪化

対策:気温の高い場所を避けて熱が逃げるような涼しい場所に移る・水分と塩分補給

 

Ⅱ度

症状:吐き気、嘔吐・体の倦怠感・頭痛

対策:涼しい場所に移り、着ている服を緩める・水分塩分補給・冷やしタオルなどで体を冷やす

 

Ⅲ度

症状:体に熱を感じる熱が下がらない・全身の痙攣・意識がない・反応がない・フラフラしている

対策:即病院へ搬送できるように救急車を呼びましょう

 

体に熱を感じ、冷やしても一向に下がらないレベルまでいくと重症になるので、日頃の心構えはⅢ度の症状が出るのを何としてでも避けないように対策をしなければなりません。

[ad#kenkoo-1]

熱中症による発熱のメカニズム

熱中症の発熱ですが、風邪やインフルエンザによる発熱とはワケが違いシンプルに表すと自律神経の破たんによるものです。

 

通常、人間は生まれもって体温調節機能が備わっているので

春夏秋冬どの季節でも平温を保つように体温が調節機能によって保たれています。

 

体温計で測ってみても正常な体温は、36~37度いかないぐらいが平熱ですよね。

 

なので風邪やインフルエンザなどの感染症で高熱になったとしても、体温中枢の働きによって平熱は保たれるようになっています。

 

ちなみに風邪やインフルエンザの発熱で体温がグーッと上昇してしまうのは、体内に入ってきた感染症ウイルスの活動を阻止しようと体の防衛機能が働くからです。

 

その後、感染症ウイルスが体からいなくなると上昇した体温が平熱を保つようになる仕組みなんですね。

 

それに比べ熱中症による発熱なんですが、自律神経の生理機能が大きく関わってきます。

 

そもそも自律神経とはどのようなものかというと、よく健康番組やネットの健康コラムで「自律神経を整えましょう」などといわれてますが、人間には交感神経系、副交感神経系の2系統に分類されています。

 

簡単に説明すると交感神経系がカラダを活動させる機能で副交感神経系がカラダを休ませる機能です。

 

で2つの神経系が息を吸う吐くといった呼吸、代謝機能を促す、ホルモンの分泌、発汗を司っており体温調節も含まれているんですね。

 

お察しの言い方は感ずると思いますが、この体温調節機能が失われ破綻することで熱中症になってしまうのです。

 

では何故体温調整機能が失われ破綻してしまうのか、もう少し掘り下げて解説すると、人間は個人差はあるもののストレスを受けやすいものです。

 

ストレスで一例を挙げると、例えば仕事でミスをしてしまい、上司に叱られてストレスを感じたら落ち込みますよね。

 

しかし、週末に友達とお茶でもしてコミュニケーションをとるとストレスを和らげたり、ジョギングや運動をすることで幸せホルモンが分泌され前向きになるようにストレスを解消し対処することができます。

 

では、熱中症はどうかというと猛暑、暑い日が続き、コントロールできないようなストレスを受けてしまうことで、体温調整が機能しなくなり体温が下がらないままになってしまうのです。

 

そして体温が下がらずⅢ度のような症状が出てしまうと生死をさまようことになるので緊急搬送といったかたちになってしまいます。

 

熱中症による発熱の期間とは?

熱中症による発熱を引き起こした際、気になるのがどのぐらいの期間発熱は続くのでしょうか。

 

熱中症の発熱は、体温調整機能が破綻している状態、体温のコントロールができない状態なので、体温が42度以上、生死を彷徨うレベルに達するほど異常な体温になる可能性もあるので早急に対処したいものです。

 

で熱中症の発熱では、沢山の水分、塩分、ミネラルを失っているので補給していくことが鍵になります。

 

なので熱中症による発熱の症状が出ていたら、充分な水分、ミネラルを体に補給し電解質補正ができるようになれば2、3日みておけば大丈夫です。

熱中症の熱が下がらないのはなぜ?

2、3日しっかりと水分補給を行い電解質を正せば改善するのですが、それでも熱が下がらない、高熱が微熱になったが長引いているといったケースもあります。

 

そこで考えられる原因を挙げてみるとこのような事が考えられます。

  • 睡眠の質によるもの
  • 冷房による体温調整
  • 体を酷使し続けている

一つずつみていきましょう。

 

睡眠の質

睡眠の質ですが、睡眠というのは1日の内で一番の休息の時間です。

なので猛暑の季節はエアコンなどで睡眠不足に陥らないように心掛けましょう。

 

睡眠不足になるとストレスの回復、日頃の体の疲れがしっかりとれていません。

なので体温調整機能も回復されないという負のスパイラルになってしまいますしね。

 

エアコンを使用する際のポイントは

  1. 就寝する前に28度に温度設定
  2. およそ3時間~起床までタイマー設定
  3. 冷風が直に当たらないように風向き設定

この3点を必ずおさえましょう。

 

環境を整えて寝ることで睡眠の質が上がります。

 

冷房による体温調整

猛暑、暑い季節は当たり前のように冷房をガンガンかけて過ごしていると思います。

しかしこのような体験はないですか?

 

冷房をガンガンにかけて長時間その場にいると体を動かすのが嫌になったり、いざ外に出るとあまりの温度差にガクッと体がバテ気味になったりと。

 

このような生活スタイルは体の負担だけでなく自律神経が乱れる原因でもあり、何日も続けてしまうと体温調節機能のバランスが崩れ汗をかけなくなり体内の熱を逃がすことができなくなってしまうんです。

 

こうならないための対策は

  1. 日中の冷房の設定温度を室外の温度より-5度下げる
  2. -5度下げてみて室内外の気温が違いすぎるようであれば温度調整をしていく

 

暑すぎるからといって冷房の温度を冷え込むまで下げるのは、体や調整機能に負担をかけるので控えましょうね。

 

体を酷使し続けている

熱中症というのは手強いもので熱が下がったからといって安心できるものではありません。

 

というのは熱中症による熱は、体から熱が感じられなくなったり、体温で熱を感じられなくても、体温調整機能が完全に回復しているとは限らないからです。

 

なので一度熱中症になって熱が下がったとしても体を無理させるのは控えましょう。

無理を重ねると体の負担も積み重なり、ある日重症な熱中症の症状に掛かってしまうこともありえます。

そうならないためにも、熱中症になる前の活動量よりも抑えて尚且つ規則正しく体を勞ってあげるような生活スタイルを築きましょう。

 

まとめ

熱中症の発熱のメカニズムや熱が下がらない原因を解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

 

熱が下がらない原因があれば対策もありますし、発熱の期間は対策をしっかり行えば2、3日で改善することができます。

 

しかし何度もいいますが、一度熱中症にかかったら熱中症になる前と同じような活動にすぐ戻さずにコンディションを確認しながら生活していきましょう。

 

これからも非常に暑い時期が続きますのでお体をご自愛くださいね。

 

 

 

 

Pocket