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最近ニュースで取り上げられる運転事故で認知症を患っている方が目立つようになりました。

 

 

そのようなとても恐ろしい現代ですが日本で認知症にかかっている人は

2012年に約462万人とデータが出ており2025年にはなんと700万人超で

65歳以上の高齢者5人に1人は認知症患者であると予測されています。

 

 

なので厚生労働省は認知症対策として国家戦略を急ぎ策定するようですが

少子高齢社会といわれるように歳をとるにつれて

発症率も高まるので認知症は今後も増加していくでしょう。

 

 

そんな国家問題ともいえる認知症ですが

今回は認知症の種類、症状と予防対策について解説していきます。

 

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認知症とはなんぞや

認知症という言葉はよくニュース、新聞等で目にすることがあると思いますが

認知症を詳しく説明しろといわれると中々説明できないと思います。

 

 

認知症とは、元は痴呆症といわれ2007年頃には完全に言い換えられるようになりました。

 

 

その認知症(痴呆症)ですが

【脳の器質的障害によりいったん発達した知能が不可逆的に低下した状態である】というものです。

 

 

シンプルにいうと様々な原因により脳の細胞が死んでしまったり働かなくなったりすることで

記憶力の低下、運動の障害、知的障害が起こり今まで通りの生活を送れなくなる状態をいいます。

 

 

ちなみに人間だけでなく犬、猫でも認知症は発症します。

 

 

認知症の症状とは

認知症の症状は人によって違いますし初期症状、中核症状、周辺症状があります。

 

初期症状

  • 記憶できなくなった
  • 物忘れが頻繁に起こるようになった
  • 一度覚えたはずの人や物の名前がすぐ浮かんでこない
  • ボーッとすることが多くなった
  • 会話のやり取りが鈍くなってしまった

 

家族の会話の中で人の名前を忘れて出てこない時など

ボケが始まったと茶化したりするシーンがあると思いますが

そのような物忘れや上記の症状が頻繁に出てくるようだと黄色信号だと思った方がいいです。

 

 

中核症状

中核症状は主に3つあります。

記憶障害

認知症になった場合先に出てくる症状が記憶障害で記憶障害は5種類に分けられます。

  1. 短期
  2. 長期
  3. エピソード
  4. 手続き
  5. 意味

細かく言葉通りの障害がありますが主に先ほどのシーンの一例以上に

過去の出来事が記憶からなくなっていたり、つい最近起きたことも記憶として頭に残っていない状態です。

 

 

見当識障害

状況や置かれている状況を正確に認識出来なくなる障害です。

  1. 今いる場所が分からない
  2. 誰と会話しているかわからない
  3. 時間、季節が分からなくなる

私が住んでいる地域でもありましたが、高齢の男性が家族が気付かない間に

外に出歩き40km先の地区まで歩いて帰ってこれなくなるという事が起きたと聞きました。

症状が進行するとそれほど今いる場所などが分からなくなってしまうようです。

 

 

抽象能力、判断力の障害

  1. 物の共通点、違いがわからなくなる
  2. 良い悪いの判断ができなくなる

果物で例えるとリンゴとミカンは果物という共通の物ですが

どちらがリンゴでどちらがミカンか物の違いが分からなくなってしまう。

夜中に掃除機をかけることが良いことか悪いことか判断ができなくなったりしてしまう症状です。

周辺症状

物盗られ妄想

財布、鍵などをどこにしまったのかを忘れ思い出すことができず、探し続けるようになります。

一向に見つからず精神が不安定になると他の誰かが盗み奪ったのではないかと疑いをもつようになります。

せん妄

意識障害により、頭が混乱した状態になっている事をいいます。

実際に見えないものを見えると言ったり、聴こえないものを聴こえると言ったりします。

幻覚、幻聴が見えるものですから落ち着きがなくなり、暴れてしまうこともあります。

うつ

うつ病(意欲がなくなる、悲観的になる、睡眠障害、食欲の低下、仕事の能率が落ちる)

など従来のうつ病と同じような症状が起きます。

暴力、暴言

認知症の進行により、怒る感情が敏感になってしまい介護者に暴力や暴言を振るってしまうようになります。

些細なことでも我慢する抑制力が鈍っているため感情をすぐ表に出すようになります。

異食

本来、食べられない物を食べようとしたり、食べてしまう事です。

薬品、小物の容器、雑貨など手の届く範囲には物を置かないようにしましょう。

徘徊

見当識障害にあたるもので今自分がいる場所が分からず目的地に辿り着けなくなります。

彷徨い歩いた結果、行方不明や交通事故などに遭う危険性があります。

弄便(ろうべん)

オムツ内で便を失禁してしまった不快感により便を手で触れたり掴んだりしてしまいます。

その便を自分の体や寝具・壁など至る所に擦りつける行為でもあります。

失禁

尿意を感じる機能が低下します。

見当識障害である場所が分からなくなるとトイレの場所が

どこであったか分からずたどり着けず失禁してしまうようになります。

帰宅願望

結婚し家族で新しい家で過ごしているはずが認知症を発症すると

実家だけが自分の家という記憶だけ残った場合、実家に帰ろうと行動に移すようになります。

 

 

認知症の種類は4つもあるって本当?

アルツハイマーがよくニュースやテレビで報道されていますが、認知症の種類は4つありそれぞれに特徴があります。

レビー小体型認知症

女性の2倍男性の発症率が高いレビー個体型認知症です。

症状は、周辺症状である幻覚や妄想が多くみられ

徐々に進行すると視覚認知障害、視覚構成障害も発症します。

アルツハイマー型認知症

女性が主に発症し認知症の約大半がアルツハイマー型認知症です。

記憶障害⇒見当識障害⇒言語障害と症状が出てきます。

アルツハイマー型は年々増えている傾向です。

前頭側頭型認知症

こちらの認知症は18歳から64歳と年代が幅広い認知症で約4万人が発症しているという報告があり

脳の異常が起こると前頭葉、側頭葉が委縮して前頭側頭型認知症になります。

社会的対人行動の障害により行儀、社会的マナー、礼儀正しさがなくなるだけでなく

他社に無関心で共感したり同情したりすることもなくなってしまいます。

脳血管型認知症

アルツハイマー型認知症の次に多いといわれるのが

脳の病気(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)によって神経細胞が死に起こる脳血管型認知症です。

記憶障害が出ます。男性が主に発症し、男性女性含んだ全体の2割が脳血管型を発症します。

 

認知症の予防法

 認知症の予防法は、生活習慣を見直すことが効果的です。

 

予防することによって発症しなくなりますし、歳をとっても発症を遅らせることもできるので

日頃の生活から行える予防をしていきましょう。

 

その予防法ですがいくつかあるのでご紹介します。

 

運動

運動はカラダを鍛えることが目的と思われがちですが

全身の血流を良くすることや脳の海馬の神経細胞が増加するということで

認知症予防に最適の方法としてあげられています。

  • ウォーキング
  • ラジオ体操
  • ストレッチ

有酸素運動でも充分な効果が見込めます。

最低でも30分以上を週に3~5回取り組みましょう。

 

 

食事

カラダを錆びさせる活性酸素は、体内でエネルギーを作るときに出来てしまいますが

抗酸化物資を含む食事を心掛けることでカラダの酸化及び老化を防ぐことができます。

抗酸化作用が高い食品は

  • バナナ
  • 人参
  • 大豆
  • キャベツ
  • アボカド
  • アーモンド

などあります。

 

 

脳トレ

頭をつかい脳を活性化させることで認知症を遅らせることができます。

最近では認知症予防、脳の活性化を目的とした本が書店で販売されています。

  • 計算ドリル
  • 塗り絵
  • なぞなぞ

などがありますし、パズル、将棋、オセロなど指と頭をつかうゲームも効果です。

 

 

まとめ

認知症の種類、症状、予防法について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

 

認知症の種類は、高齢者だけでなく若い年頃から発症してしまう可能性があるものもありますし

症状は、どの症状をとっても1人で支えるのはとても敵わない病です。

 

しかし、認知症を予防する方法や歳を重ねて高齢者になっても発症を遅らせる方法はいくつもあります。

 

なので高齢者になったら認知症は必ずかかって辛い思いをする、周りに迷惑をかけてしまうと思わずに

日頃の日常生活から健全な生活習慣をつくり健康体をつくりあげていきましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。是非参考にしてくださいね。

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